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会社設立後の手続き

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会社設立後の手続き

会社設立の手続きが完了したら、会社の代表として必要な手続きをする必要があります。
主に必要となるのが、税務と労務の手続きとなっています。

以下では、会社設立後の手続きの流れを説明していきます。

■会社設立後の手続きの流れ

① 税務署への届け出
「法人設立届出書」などの必要書類を作成して税務署に提出します。

② 都道府県税事務所への提出
「法人設立届出書」などの必要書類を作成して、①と同様に会社の設立を都道府県税事務所にも知らせます。

③ 市区町村への提出
「法人設立届出書」などの必要書類を作成して、①と同様に会社の設立を市区町村役場にも知らせます。なお、本店所在地が東京23区内の場合は、提出する必要はありません。

④ 会社の銀行口座の作成
新設会社の口座開設は審査に時間がかかるため、早めに作成しておきましょう。

⑤ 各種許認可手続き
営業開始前に各種許認可を取得する必要があります。申請については、歴事項全部証明書の入手後に可能となります。

⑥ 年金事務所
年金事務所で社会保険(健康保険・厚生年金保険)の新規適用手続きを行います。
なお、これらの社会保険の加入期限は会社設立日から5日以内となっているので注意が必要です。

⑦ 創業融資の申し込み
履歴事項全部証明書の入手後に、日本政策金融公庫や自治体に申し込みができるようになります。

⑧ 労働基準監督署への手続き
従業員を雇用した際に必ず必要となる、適用事業報告や労働保険、36協定などの加入手続きを行います。

⑨ ハローワークへの手続き
雇用保険の対象者となる従業員がいる場合、ハローワークへの手続きが必要となります。


以上が会社設立後に必要な手続きの流れの説明となります。
税務署への届出や、社会保険の加入については、各種専門家に相談することをおすすめします。

横須賀うみかぜ事務所では、横浜市(磯子区・金沢区・港南区・栄区)、逗子市、三浦市、横須賀市、葉山町、鎌倉市を中心に、神奈川県と東京都の地域において、会社の商号、登記方法、会社設立のメリットなど、様々な法人問題全般についてご相談を承っております。お悩みの際はお気軽に当事務所までご相談下さい。

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