■借金の減額手続き
借金は債務整理を行うことで減額することができます。もっとも信用情報機関に債務整理を行なった記録が残ってしまい、手続き後5~7年間はクレジットカードを発行やキャッシングができなくなってしまうことには留意する必要があります。
債務整理には主に以下の4つの方法があります。債務者の支払い能力や借金の総額に応じて適切な方法を選択することができます。
①任意整理
任意整理とは、任意整理とは、貸金業者と交渉することで全体の債務額を減らしたり、月々の返済額を減額することで返済の負担を軽減する手続きをいいます。他の手続きと比べると裁判所の介入がないので、もっとも手軽な債務整理だといえます。
②特定調停
特定調停とは、簡易裁判所の調停委員と債権者と一緒に借金の返済方法を決める手続きをいいます。調停委員が話し合いを進めてくれるので円滑に返済方法を決めることができるというメリットがあります。
③個人再生
個人再生とは、裁判所に借金の減額を直接申し込む制度をいいます。他の手続きと比べると利息だけでなく元金の減額をすることができ、大幅な減額が期待できます。
④自己破産
自己破産とは、裁判所に借金をゼロにしてもらうよう申しこむ制度をいいます。そもそも借金自体がなくなってしまうので、一番効果の大きな債務整理だといえます。
債務整理でお悩みの方は司法書士 横須賀うみかぜ事務所へどうぞご相談ください。
借金を減額することは可能か
司法書士 横須賀うみかぜ事務所が提供する基礎知識
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