過払い金請求をご依頼いただいた場合、はじめに司法書士が消費者金融などの債権者に対して、受任通知という書類を送付します。これは、債務の返済に関して、債務者に代わって窓口になることを示したもので、以降の債務者への直接的な取立は禁止となります。
この受任通知の送付の際に、過去の取引の履歴を開示するように請求します。貸金業者は、この取引内容の開示には必ず応じなければならない義務があります。
開示された取引内容をもとに、グレーゾーン金利での返済がなされていた場合には、金利の引き直し計算を行い、法律上過払いになっている金額を確定することで、業者に対して返還請求を行います。
過払い金請求の場合、いきなり裁判になる訳ではなく、基本的にははじめに過払い金返還請求通知書などの書類を業者に送ります。このとき、業者の対応がよければ、過払い金の金額や支払期限などの条件を交渉し、和解書を作成することで返還手続きは終了します。しかし、交渉ではどうにもならない場合には、裁判所に過払い金返還請求を提起することになります。
これが過払い金請求の一連の流れとなります。
司法書士横須賀うみかぜ事務所は、神奈川県横須賀市を中心に、横浜市(磯子区・金沢区・港南区・栄区)・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町にて、みなさまからのご相談を承っております。
過払い金請求をお考えの際は、当事務所までご相談ください。豊富な経験と知識を武器に、みなさまの過払い金請求を全力でサポートさせていただきます。
過払い金請求の手順
司法書士 横須賀うみかぜ事務所が提供する基礎知識
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