2007年(平成19年)以前より金融機関を利用している場合、利息上限法よりも高い利率で利息を支払っていた可能性があります。これが、いわゆる「過払い金」と呼ばれる払い過ぎの利息です。
そもそも貸金業者は、利息制限法と出資法の上限金利の間の金利(グレーゾーン金利)による利率を設定し、債務者から金利を徴収していました。利息制限法で10万円未満の借入時で最大20%の利率であったのに対し、出資法においては29.2%という利率で貸し出しをすることができたのです。
この約10%の利率の差こそが、過払い金の正体です。現在では、改正貸金業法の完全施行によって出資法での上限利息は20%となっていますが、2007年ごろまでに借金をしていた場合、高い利率で返済がなされていた可能性があり、過払い金返還請求をできる可能性があります。
ただし、過払い金の返還請求権は、最後に借入・返済した日から10年が経過すると時効により消滅してしまいます。取り戻せる過払い金をなくしてしまう前に、一度でも司法書士にご相談ください。
司法書士横須賀うみかぜ事務所は、神奈川県横須賀市を中心に、横浜市(磯子区・金沢区・港南区・栄区)・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町にて、みなさまからのご相談を承っております。
過払い金請求をお考えの際は、当事務所までご相談ください。豊富な経験と知識を武器に、みなさまの過払い金請求を全力でサポートさせていただきます。
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